ジョーシンの不正アクセスについて、10月26日に第2報が公表されました。会員情報データベースでは最大約600万件、サブスクでは最大約23万件、リフォーム写真システムでは最大約800件に、情報漏えいの可能性があるとしています。
いずれも漏えいが確定した件数ではありません。ただし、利用サービスによって対象情報が違い、サブスクには初期パスワード、リフォームには一部の本人確認書類なども含まれています。自分が使っていたサービスから確認するのが近道です。
最終確認:2026年10月27日(日本時間)。10月26日付の公式第2報を反映しました。個別アカウントの操作検証はしていません。
第2報で分かったこと:対象は3つのシステム
| システム | 漏えいの可能性がある件数 | 公表された対象情報 |
|---|---|---|
| 会員情報データベース | 最大約600万件 | 氏名、住所、電話番号、会員番号 |
| ジョーシンのサブスク | 最大約23万件 | 会員番号、電話番号と手書きサインのデータ、ログインID・初期パスワード、請求履歴、契約番号・デバイスID、有効化コード |
| リフォーム写真アップロード | 最大約800件 | 工事写真データのほか、免許証画像2件、マイナンバーカード1件、口座番号5件 |
表の数字は各システムの上限で、合計した実人数ではありません。書類・口座番号の該当者には個別に連絡していると説明されています。
また、クレジットカード情報は保持していないという説明が明記されました。会員情報の600万件に、全会員のパスワードやカード番号も含まれるという発表ではありません。
利用したサービス別に、今確認したいこと

ここからは公式発表を踏まえた当サイトの一般的な予防策です。今回、詐欺や不正契約などの二次被害が起きたと確認したものではありません。
店舗や通販の会員として利用していた方
公式のお知らせを確認し、ジョーシンを名乗る電話やSMSにも慎重に対応してください。氏名や住所を知っている相手でも、本物と判断する材料にはなりません。
例えば「配送先の再確認」「返金手続き」などの連絡が来たら、その場でカード情報や認証コードを伝えるのではなく、普段使う公式サイトや確認済みの窓口で確かめます。
「ジョーシンのサブスク」を利用していた方
第2報では、サブスクの初期パスワードも漏えいの可能性がある情報に挙げられています。
初期パスワードを現在も使用しているかを確認し、利用可能な公式設定画面で変更できる場合は変更を検討してください。同じ文字列を他サービスでも使っていれば、そちらも見直す対象です。画面が使えない場合は、不審な案内サイトへ移動せず、公式窓口に確認します。
対象データの保存形式、初期パスワードが現在も有効か、不正ログインが行われたかは、この第2報だけでは分かりません。請求や契約の内容にも心当たりのない変更がないか確認しておきましょう。
リフォームサービスを利用していた方
本人確認書類や口座番号の該当者には個別連絡が行われています。連絡を受けた場合も、突然届いたメッセージだけを根拠に追加書類を送らず、公式窓口で内容を確認してください。
「マイナンバーカード1件」が含まれることと、個人番号そのものの漏えいが確認されたことは同じではありません。画像の面や記載範囲など、個別の詳細は分かりません。該当者はどの情報が対象なのかを窓口で確認し、その案内に沿って対応してください。
注文や修理、店舗サービスは使える?
第2報でも一部サービスを利用できない状態としていますが、すべての店舗・通販・修理等について利用可否を一覧で示したものではありません。全店停止、通販全面停止、注文取消しが決まったと読み替えないでください。
注文受付が分からないときは、再注文する前に注文履歴と受付メールを確認します。修理、配送、工事など予定がある方は、その用件の公式窓口で状況を確認してください。問い合わせ用に、注文日や契約内容を手元で整理しておくと話が進めやすくなります。
いつから起きていた?これまでの経緯
- 10月16日:ネットワークの異常を検知。不正アクセスの形跡を確認し、関係サーバーを遮断。
- 10月17日:公式サイトで初報を公表。
- 10月19日:同内容を東京証券取引所へ開示。
- 10月26日:第2報で、3システムの情報漏えいの可能性を公表。
外部専門機関と調査を進め、個人情報保護委員会と警察へ相談・報告したとしています。侵入経路や被害の全容、全面復旧時期は、確認した第2報では確定していません。
問い合わせは、公式掲載の窓口から
第2報に記載されたお客様相談窓口は、電話 06-6631-1323(9:30~18:30)、メール joshin_otoiawase@joshin.co.jp です。最新の連絡先は公式発表でも確認してください。
問い合わせのためであっても、パスワード、認証コード、カード番号全桁をメールに書く必要はありません。個人の通知画面をSNSや記事コメントに投稿しないことも、情報を広げないための対策です。
今回まず整理したいのは、会員としての利用だけか、サブスクやリフォームも使っていたかです。対象情報が違うため、自分の利用に合わせて確認を進めてください。
出典・更新履歴
2026年10月27日:第2報の対象情報・件数、初期パスワード、本人確認書類、カード情報非保持の説明を反映。旧本文の初報時点の記述を改訂。


