「Pharma DIGITALにログインできない」「医療関係者向けの案内メールが届いた」。公式発表では、不正アクセスを受けてサイトを停止し、停止を継続すると案内されています。まずは再ログインを繰り返すより、用件に合う窓口を確認してください。
旭化成セラピューティクスは2026年10月6日、運営・情報管理の委託先である医薬情報ネットから、会員データベースへの不正アクセスと情報漏えいの可能性について報告を受けたと公表しました。公式発表
この記事では、対象情報、停止中の問い合わせ方法、職場メールを使っていた方の対応を整理します。情報確認日:2026年10月12日。
先に確認:何について問い合わせたいですか?
| 困っていること | 連絡先 |
|---|---|
| 自分の登録情報が漏えいの対象か知りたい/通知内容を確認したい | 医薬情報ネットのセキュリティ事案窓口:0120-88-2566、security_team@pin-japan.com |
| Pharma DIGITALの利用・サービスについて問い合わせたい | Pharma DIGITAL専用窓口:digitalcommunication@om.asahi-kasei.co.jp |
| 医薬品の情報が必要 | 旭化成セラピューティクスの「くすり相談窓口」:0120-114-936(平日9:00〜17:45) |
漏えい関連の電話番号は、10月8日以降の窓口を掲載しています。サイト停止・漏えいに関する窓口は10月6日の公式発表、医薬品の問い合わせ先は公式お問い合わせページで確認できます。
今日、医薬品について確認したいことがある方は、サイトの再開を待つより製品の窓口に相談すると用件が伝わります。
サイト停止中に利用者が確認すること
Pharma DIGITALは、国内の医療関係者に医薬品の適正使用や医学・医療の情報を提供するサイトです。今回、サイトに連携する会員データベースへの不正アクセスが確認され、追加被害を防ぐため運用を停止しています。公式発表
確認した10月6日の公式発表には、再開日は掲載されていません。今後の案内は、旭化成セラピューティクス公式サイトから確認してください。
停止中の進め方は、次の3つです。
- 登録に使ったメールで「Pharma DIGITAL」「旭化成」「医薬情報ネット」を検索し、登録案内や通知を探す。
- 対象確認はセキュリティ事案窓口へ、サービスの利用相談は専用窓口へ問い合わせる。
- 職場のアドレスを登録していた方は、施設の情報システム担当者に、公式発表と通知の有無を共有する。
患者情報を添付せず、ご自身の登録について問い合わせてください。
対象となる情報:施設名や診療科も含まれる
公式発表では、漏えいした可能性がある情報を次のように示しています。
| 区分 | 情報項目 | 対象となる可能性がある人数(最大) |
|---|---|---|
| 医療従事者 | 氏名、所属施設名、施設住所、職種、診療科など | 約51万4,000名 |
| 医療従事者(メールアドレスなども含む区分) | 上記の情報に加え、メールアドレスなど | 約4万4,000名 |
| 同社従業員 | 氏名、メールアドレス、写真 | 約700名 |
人数と項目は公式表の区分に沿って掲載しています。カード情報と要配慮個人情報は保管していないとしています。公式発表
対象となる医療従事者には電子メールなどで個別に連絡すると案内されています。自分の対象項目を確認する際は、通知を手元に用意して専用窓口へ尋ねてください。
職場メールを登録していた方:共有するときのポイント

氏名に加えて、所属施設・職種・診療科が情報項目に含まれます。施設名を出した連絡を受けることも考え、医薬品情報の更新、研修の案内、会員情報の再確認を求めるメールは、操作前に送信元を確認する運用をおすすめします。
医療機関全体への共有では、通知を受けた個人の情報を広く転送するより、公式発表と対応方法を伝えると使いやすくなります。施設の通常の連絡手段で、次のように共有できます。
Pharma DIGITALの会員データベースへの不正アクセスについて、運営会社が公式発表しています。登録している方は、登録メールと対象の案内をご確認ください。
情報の再登録・ログイン・ファイルのダウンロードを求めるメールを受けた場合は、公式窓口から確認してください。業務端末で不審なリンクや添付を開いた場合は、情報システム担当へご連絡ください。
上記は当ブログが作成した職場向けの連絡例です。部署名や報告先は施設の運用に合わせてください。
パスワード変更はどう進める?
公式発表の対象項目に、パスワードの記載はありません。サイト停止中は、届いた案内と専用窓口からの指示を確認してください。
偽の案内ページにパスワードを入力した場合は、そのパスワードを使うサービスの公式ページから変更します。同じものを職場メールなどでも使っている場合は、そちらも変更し、職場の管理担当へ連絡してください。IPA:フィッシングへの対処
不審なメールを開いたときは、操作内容を伝える
職場への報告では、「怪しいメールを開いた」とだけ伝えるより、何をしたかを分けると対応が進みます。
| 操作した内容 | 伝える・確認すること |
|---|---|
| 本文を読んだ | 差出人・件名・受信日時を記録。リンクや添付を開く前に確認する |
| リンクを開いた | 開いた日時、端末、情報入力やダウンロードの有無を担当者へ伝える |
| パスワードを入力した | 入力したサービスと使い回しの有無を伝え、変更・アカウント保護を進める |
| 添付を開いた/アプリを入れた | 作業を止め、すぐに施設の情報システム担当者へ報告する |
IPAも、企業・組織内で不審なメールや添付ファイルを開いた場合、システム管理部門への相談・報告を勧めています。IPA:一般利用者・組織のウイルス対策
問い合わせ前に用意するとよいもの
- 登録に使ったメールアドレス
- 届いた通知の件名・受信日
- 登録時の所属施設名
- 聞きたいこと(対象か/対象項目/サービスの利用など)
最初の問い合わせでは、「対象確認に必要な情報と提出方法」を尋ねます。職場から問い合わせる場合も、必要な情報を整理し、患者名や診療記録を添付せずに進めてください。
よくある疑問
通知が見つからない場合は?
登録したアドレスの受信箱・迷惑メールフォルダを確認します。異動前の施設アドレスなど、現在使っていないアドレスで登録した方は、その事情を添えてセキュリティ事案窓口に相談してください。
医薬品に関する問い合わせも、漏えい窓口にすればよいですか?
医薬品については「くすり相談窓口」を利用します。漏えい対象の確認と製品情報の相談を分けると、用件に合った担当者へつながります。
再開したかは、どこで確認しますか?
旭化成セラピューティクスの公式サイトと、サービス窓口の案内を確認します。届いたメールに再開用のリンクがあっても、公式サイトからアクセスすると確認しやすくなります。


