葬儀事業者「たまのや」は10月20日、公式ホームページの供花・供物注文システムへの不正アクセスを公表しました。個人情報が流出した可能性のある対象は約10,400件です。
同社は、情報の外部出力や持ち出しの痕跡は確認できていないと説明しています。供花や供物を注文した方は、個別連絡の有無を確認し、注文内容に触れる不審な請求にも注意してください。
対象は供花・供物の注文情報
| 項目 | 公表内容 |
|---|---|
| 対象システム | 公式ホームページの供花・供物注文システム |
| 件数 | 約10,400件 |
| 情報 | 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、注文内容 |
| カード情報 | 外部サービスで入力する形式で、たまのやは取得・保有していない |
| 通知 | 対象となる可能性のある顧客へ順次個別連絡 |
約10,400件は同社が公表した対象件数です。全件の情報持ち出しや、同じ数の実人数が確認されたという意味ではありません。公式発表には注文時期の対象期間が示されていないため、注文日だけで自分が対象外と判断せず、通知内容を確認してください。
9月10日に確認。10月末頃まで調査予定
同社は9月10日に不正アクセスを確認し、不正アカウントの削除や攻撃元IPアドレスの遮断を実施しました。アクセス監視を続け、外部専門家による調査は10月末頃の完了を予定しています。10月20日の発表時点で、この事案による不正使用などの被害は確認されていません。

注文内容を知っている相手でも、追加請求は確認する
供花・供物の注文情報には、連絡先に加えて注文内容が含まれます。一般に、実際の注文に合わせた連絡は信じやすくなるため、「追加料金」「振込先変更」などを求められたら、受信した連絡先にそのまま返事をする前に、正規の窓口で確かめましょう。
- 過去の注文メールや支払い記録を確認し、何の注文に関する連絡か整理する。
- 個別通知に書かれた対象情報と、公式発表の内容を照合する。
- 知らない振込先や、カード情報・認証コードの再入力を求められたら手続きを止める。
- 不審な連絡は削除前に内容を控え、公式窓口へ相談する。
問い合わせは専用フォームへ
公式発表は、不正アクセスに関する問い合わせフォームを案内しています。返信はホームページ管理等の業務委託先である、こころネット株式会社から行うとしています。受付時間の案内は平日9時~17時です。
カード情報を同社が保有していないことと、今後届く連絡が安全であることは別です。通知への返信や別サイトで、カード番号を新たに入力しないようにしてください。
出典:たまのや「不正アクセスによる個人情報流出の可能性に関するご報告とお詫び」(10月20日)。確認日:2026年10月21日。


