XServerサイトセキュリティは無料?対象プランとWeb改ざん検知からの切り替え方

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XServerサイトセキュリティの無料対象と切り替えを確認する管理者のイメージ
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Xserverから「サイトセキュリティの無料提供開始」と「Web改ざん検知の提供終了」が案内されました。無料と聞いても、「自分の契約で使えるのか」「今の設定から自動で移るのか」が分かりにくいところです。

無料の対象は、エックスサーバーのプレミアム・ビジネスと、XServerビジネスの全プランです。1サーバー契約につき1サイトまでで、利用者自身による設定が必要です。 エックスサーバーのスタンダードは、今回の無料提供の対象に含まれません。

旧「Web改ざん検知」は2027年10月13日に終了予定です。切り替えると旧機能の自動診断が停止し、設定や履歴は新サービスへ引き継がれません。先に保存したい情報を確認してから進めましょう。

この記事では、2026年10月13日の公式告知と設定マニュアルをもとに、対象プラン、設定手順、切り替え時の注意点を整理します。確認日は2026年10月14日です。

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目次

先に確認|自分のサーバープランは無料の対象?

「サーバーの契約プラン」と「サイトセキュリティの診断プラン」は別の名前です。たとえば、サーバーのプレミアムに付くのは、サイトセキュリティのエントリー相当の内容です。

サーバーサービス・契約プラン無料提供サイトセキュリティのプラン診断対象ページ数
エックスサーバー・スタンダード今回の対象外無料提供なし―
エックスサーバー・プレミアム対象エントリー1ページ
エックスサーバー・ビジネス対象ライト50ページ
XServerビジネス・全プラン対象ライト50ページ

出典:Xserver・2026年10月13日の公式告知

無料枠は、1サーバー契約につき1サイトです。同じサーバーで複数サイトを運営していても、すべてが自動で診断対象になるわけではありません。

プレミアムの「1ページ」も見落としやすい点です。サイト全体を50ページまで診断するビジネスの無料枠とは範囲が違うため、どのURLを診断開始URLにするかを確認してください。

何が変わる?旧Web改ざん検知との違い

旧サービスはWebサイトの改ざん検知を提供していました。新サービスでは、改ざんの確認に加えて、Webアプリケーションの脆弱性も診断します。

ただし、無料で使える診断ページ数や頻度、結果の保存期間は、サーバーの契約プランによって異なります。

確認項目エックスサーバー・プレミアムエックスサーバー・ビジネス/XServerビジネス
診断対象ページ数1ページ50ページ
Web改ざん検知毎日1回毎日1回
脆弱性診断の頻度月1回・年1回・診断しない。初期設定は月1回毎日・毎週・毎月・毎年・診断しないから設定
診断結果の保存期間3か月1年
サイトシールなしあり

出典:エックスサーバーの設定マニュアル、XServerビジネスの設定マニュアル

「自動診断」といっても、改ざん検知と脆弱性診断は同じ頻度とは限りません。プレミアムでは、改ざん検知が毎日でも、脆弱性診断の初期設定は月1回です。

サービス公式サイトでは、WordPress、XSS、SQLインジェクション、SSL証明書などの診断内容を説明しています。登録したURLとプランの範囲で診断するサービスなので、管理画面などログインが必要なページまで一律に確認するものではありません。

無料なのに動いていない?設定を追加する必要がある

今回の無料提供は、契約プランが対象になれば自動で有効になるものではありません。新サーバーパネルから、診断対象と通知先を登録します。

以下は公式マニュアルに基づく手順です。記事内の画像は操作画面の再現ではなく、設定・確認のイメージとして掲載しています。

サイトセキュリティの設定を確認するイメージ
診断を始めるには、利用者自身による設定が必要です。実際の画面は公式マニュアルで確認できます。

1.新サーバーパネルで「サイトセキュリティ」を開く

普段使用しているXServerアカウントから、対象サーバーの新サーバーパネルへ進みます。「セキュリティ」の「サイトセキュリティ」を開いてください。

2.「無料提供」欄から設定を追加する

「無料提供」欄にある「サイトセキュリティ設定を追加」を選びます。有料の申し込み欄と間違えないよう、対象サーバーと無料枠を確認しましょう。

3.診断開始URLと通知先を登録する

診断を開始するURLと、結果を受け取るメールアドレスを入力します。通知先は1件以上、最大5件まで登録できます。

メールの通知条件は、「通知しない」「問題が見つかったとき」「診断が完了したとき」から設定できます。どこへ通知が届くか、担当者が交代しても確認できるかを考えて登録すると、運用しやすくなります。

診断開始URLを起点に、対象となるページをたどって診断します。必ず自分が管理するサイトか、管理者から診断の承諾を得たサイトを指定してください。

4.確認事項に同意して追加する

管理権限、診断、利用規約、個人情報の取り扱いなど、画面に示される確認事項を読み、必要な3項目へチェックを入れて「追加する」を選びます。

設定追加の完了と、診断の完了は別です。 初回診断は、次回の自動診断のタイミングで実行されます。追加直後に結果が見当たらなくても、すぐに設定失敗と判断せず、診断パネルで状況を確認してください。

5.診断パネルで範囲・頻度・通知を確認する

サーバーパネルの一覧から「ログイン」を選ぶと、診断パネルへ進めます。結果の確認、手動診断、診断開始URL、頻度、通知先などを管理できます。

最初に設定したら、登録URLが意図したものか、診断頻度が契約プランに合っているか、通知先に誤りがないかを確認しておきましょう。

旧Web改ざん検知から切り替える前に、履歴を保存

旧サービスを使っている場合は、新しい設定を追加する前に、残しておきたいURL・設定・診断履歴を確認します。

タイミング旧Web改ざん検知の扱い
2026年10月13日新規利用の受付を終了
新サービスの設定を追加したとき旧サービスの自動診断が停止
切り替え後、旧サービスの提供期間中旧管理画面で設定・履歴を引き続き確認可能
2027年10月13日旧サービスの提供終了予定
旧サービスの提供終了後保存されているデータを事業者が削除

新サービスには、旧サービスの登録URL・診断設定・診断履歴は引き継がれません。必要な情報は、画面の印刷やスクリーンショットなどで保存するよう、公式が案内しています。

新サービスを設定すると、旧サービスの自動診断は停止します。新サービスの設定を削除しても、旧サービスの自動診断は再開しません。 過去の履歴を残し、診断対象を確認してから切り替えると、運用記録を追いやすくなります。

切り替え前に診断記録を保存するイメージ
設定や履歴は自動では引き継がれません。必要な記録を保存してから切り替えます。画像はイメージです。

設定して終わりにしない|運用で確認したいこと

診断対象外のページもある

サービス公式の説明では、ログインが必要なページ、特定IPだけからアクセスできるページ、診断開始URLとドメインや階層が異なるページなどは診断対象外です。

サイトの診断結果に問題がなくても、対象外のページを含むすべての安全性を保証するものではありません。WordPress本体・テーマ・プラグインの更新やバックアップも継続してください。

サーバープランをスタンダードへ下げると無料設定は削除される

公式マニュアルでは、エックスサーバーのプレミアム・ビジネスからスタンダードへ変更すると、無料提供のサイトセキュリティ設定が削除され、診断も停止すると説明されています。

サーバー料金を見直すときは、診断機能も一緒に確認しておきましょう。

すでに有料契約している人は、無料対象との重複を確認

今回の対象サーバープランを利用し、無料提供対象と同じ診断プランをすでに有料契約している場合、公式は希望に応じた無料提供への切り替えと、残りの契約期間に応じた返金を案内しています。

返金や無料への切り替えが自動で行われるという案内ではありません。対象に当てはまる方は、公式サポートへ確認してください。

よくある疑問

スタンダードプランでも無料?

今回、エックスサーバーのスタンダードは無料提供の対象外です。サイトセキュリティ自体の有料プラン名にも「スタンダード」があるため、サーバー契約の名前と混同しないようにしてください。

1つのサーバーで2つのサイトを無料診断できる?

今回の無料枠は、1サーバー契約につき1サイトです。追加サイトや診断ページ数を増やす場合は、別途有料プランの確認が必要です。

今すぐ旧Web改ざん検知が使えなくなる?

旧サービスの提供終了予定は2027年10月13日です。ただし、新サービスの設定を追加すると、旧サービスの自動診断はその時点で停止します。

登録すれば、その場で初回診断が終わる?

無料提供の設定追加について、公式マニュアルは次回の自動診断タイミングで初回診断を行うと説明しています。設定後は診断パネルで結果を確認してください。

まずプランを確認し、切り替え前に記録を残す

無料提供の対象かを確認したら、診断するサイト、通知先、頻度を設定します。旧Web改ざん検知を利用している方は、必要な履歴を先に保存してください。

「無料になったから自動で移る」と思っていると、未設定のままになったり、旧サービスとの診断の違いを見落としたりします。対象範囲と診断結果を確認するところまで進めておきましょう。

参照した公式資料

確認日:2026年10月14日。操作手順は公式マニュアルに基づきます。実際の契約画面での操作・診断を筆者が実施したという記事ではありません。

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この記事を書いた人

はじめまして、「ぴろりん」です。
社会福祉法人で総務を担当しながら、IT運用管理・情報セキュリティ対応など、いわゆる「ひとり情シス」業務も兼務しています。
このブログでは、IT運用管理・PC修理・情報セキュリティ対応・資格学習など、実務で直面した課題とその解決策を発信しています。
同じような悩みを抱える方のお役に立てれば幸いです。

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