LINEから突然「記録の削除に関するお知らせとお詫び」が届くと、個人情報が漏れたのか、トークが消えてしまうのかと気になります。
今回の通知について、LINEヤフーは情報漏えい・データの不正利用は発生しておらず、利用者の対応も不要と案内しています。この通知を理由に、パスワードを変更したり、LINEを削除したりする必要はありません。
この記事では、2026年10月6日に確認した公式発表と、実際に届いた通知画面をもとに、何が起きたのかを整理します。
なぜ今、LINEからお詫び通知が届いた?
もとのお知らせは2026年7月24日に公表されたものです。LINEヤフーは10月5日に追記し、影響を受けた可能性がある利用者へ順次通知すると説明しています。
受信した通知では、2026年6月7日以前に登録されたLINEアカウントを利用している人が対象になった可能性があると案内されています。通知が届いたことだけで、自分の記録が削除されたと確定するわけではありません。
通知を受け取った日と、問題が起きた日は別です。10月に届いた通知は、7月の発表を改めて知らせるものと理解すると分かりやすくなります。

実際に届いたLINE公式アカウントからの通知(2026年10月6日確認)
削除されたのはどんな記録?トークは大丈夫?
問題になったのは、企業が広告やメッセージの配信先を決める際の、データ照合に関する保存記録です。LINEのトーク履歴を削除したというお知らせではありません。
例えば、あるお店が自社の顧客向けに広告を出したいとき、メールアドレスや電話番号などをLINE側のデータと照合する仕組みがあります。今回削除されたのは、その照合に伴って法令上保存する必要がある記録の一部です。
公式発表では、2022年12月15日〜2026年6月9日分の記録が対象とされています。保存対象の扱いに誤りがあり、現在はシステムを修正済みです。
自分にはどんな影響がある?
通常のLINE利用には影響がないと案内されています。普段の連絡やメッセージのやり取りは、そのまま利用できます。
影響があるのは、第三者提供記録の開示を請求する場合です。「どの企業のデータと自分のLINEアカウントが照合されたか」という履歴が、完全には確認できない可能性があります。
「使えなくなる」という問題ではなく、後から記録を確認したいときに履歴が欠けている可能性がある、という違いです。
この通知は本物?確認するポイント
公式発表によると、今回の通知は認証済みアカウントのバッジが付いた、表示名「LINE」の公式アカウントから送られます。掲載した受信画面にも、名前の横にバッジが表示されています。
ただし、表示名だけで判断するのは避けてください。不安な場合は、この記事末尾のLINEヤフー公式発表を開き、通知の内容と照らし合わせると確認しやすくなります。
今回のお知らせは、利用者にログイン情報の入力や支払いを求めるものではありません。別のメッセージで操作を求められた場合は、今回の通知と同じものだと決めつけず、送信元と案内内容を確認してください。
よくある疑問
パスワードを変更した方がいい?
今回の通知を理由に変更する必要はありません。通知には利用者の対応は不要と記載されています。
LINEのアプリを削除した方がいい?
削除は不要です。サービスの利用には影響がないと説明されています。
通知が来たら、個人情報が漏れたということ?
いいえ。今回のお知らせは保存記録の削除に関するもので、LINEヤフーは本件での情報漏えい・不正利用を否定しています。
詳しく確認したいときの公式窓口
LINEヤフー公式:LINE広告等における記録の削除に関するお知らせとお詫び(2026年7月24日掲載、10月5日追記)
今回の通知について、利用者が行う手続きはありません。普段どおりLINEを利用できます。

