ネスペ試験で頻出の内容について、
暗記しやすいようにコンパクトにまとめてご紹介します。
【注意】管理人は覚えやすいと思っていますが、個人差があります。
BGPで交換される4種類のメッセージとその役割
オウノック!
Open、Update、Notification、Keepalive

| メッセージの種類 | 説明 |
|---|---|
| OPEN | BGP接続開始時に交換する。 自AS番号、BGP ID、バージョンなどの情報を含む。 |
| UPDATE | 経路情報の交換に利用する。 経路の追加や削除が発生した場合に送信される。 |
| NOTIFICATION | エラー検出時に送信される。 |
| KEEPALIVE | BGP接続の確立および維持のために定期的に交換する。 |
BGP(Border Gateway Protocol)は、「AS(自律システム)」間で経路情報を交換し、最適なデータ通信ルートを決定するルーティングプロトコルであるEGP(Exterior Gateway Protocol)の一つです。
※現在はEGP=BGPとなります。
BGPの基本をもう一歩深掘り
ここまででBGPのメッセージは覚えられたと思いますが、ネスペ対策としてはもう一段理解を深めることが重要です。
ここでは、試験で狙われやすいポイントをコンパクトに解説します。
■ BGPとは何をしているプロトコルか
BGP(Border Gateway Protocol)は、
AS(自律システム)同士で経路情報を交換するプロトコルです。
インターネット全体は複数のASで構成されており、
BGPはそれらをつなぐ「インターネットの要」と言えます。
- OSPF:組織内(内部ルーティング)
- BGP:組織間(外部ルーティング)
👉 この対比は頻出です。
■ eBGPとiBGPの違い
BGPには2種類あります。
| 種類 | 用途 | 接続先 |
|---|---|---|
| eBGP | 外部BGP | 異なるAS |
| iBGP | 内部BGP | 同一AS |
ポイントは以下です。
- eBGPは直接接続が基本
- iBGPはAS内で経路を広める役割
■ パスベクタ型プロトコル
BGPは「パスベクタ型」に分類されます。
これは、
👉 どのASを通ってきたか(経路)を持つ
という特徴があります。
この情報が「AS_PATH」です。
■ ルーティング選択の優先順位
BGPは複数の経路がある場合、ネスペ試験で出題されるものに限ると以下の順で優先されます。
| 項目 | 優先条件 | 出題頻度 |
|---|---|---|
| Local Preference | 大きい方が優先 | ★★★ |
| AS_PATH | 短い方が優先 | ★★★ |
| MED | 小さい方が優先 | ★★ |
| eBGP / iBGP | eBGP優先 | ★★ |
(参考)
MED(Multi-Exit Discriminator):「どの出口(回線)から来てほしいか」を相手ASに伝える値
■ BGPの特徴(ネスペ頻出)
- TCPを使用(ポート179)
- 信頼性のある通信(再送あり)
- 更新は差分のみ(Updateメッセージ)
👉 OSPFとの違いとして出題されやすいです
■ BGPが遅いと言われる理由
BGPは以下の理由で収束が遅いです。
- 経路が膨大(インターネット全体)
- ポリシー制御が複雑
- 安定性重視
👉
「速さより安定性」
これがBGPの思想です
■ ネスペ対策ポイントまとめ
- Open / Update / Notification / Keepalive
- AS_PATH(経路情報)
- eBGPとiBGPの違い
- パスベクタ型
まとめ(暗記+理解)
語呂合わせで覚えつつ、意味も理解しておくと得点が安定します。
- オウノック → メッセージ種類
- AS_PATH → 経路の履歴
- eBGP / iBGP → 適用範囲



